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Respecting the value of time

時間という価値を尊重する

私たちの挑戦

Distillery Cointreau

私たちの挑戦

ラ・メゾン・コアントローの壮大な物語と、その名を冠したリキュールの誕生には、「時間」が重要な役割を果たしています。

太陽の光をたっぷり浴びたオレンジの可能性を最大限に引き出すには時間が必要であり、次にオレンジの果皮を乾燥させる時間を要し、最後にリキュールのコアとなる蒸留の時間がかかります。
ラ・メゾン・コアントローの熟練の技は170年以上にわたり世代から世代へと受け継がれてきました。この伝統が、現代を生きる私たちが自らを律するときに模範となっています。すなわち天然資源を保護し、温室効果ガスの排出削減の継続によって気候変動と闘っていく必要があるのです。私たちは、循環型経済*の原則に基づき、リデュース、リユース、リサイクルの3つのレベルで行動を起こしています。これらの施策の積み重ねによって、2030年までにボトル1本あたりの二酸化炭素排出量を50%削減し、ネットゼロを達成するというレミーコアントローグループの目標に貢献したいと考えています。

 

 

私たちの信念

  • 水資源の保護

    水資源の保護

    アンジェ蒸溜所では、蒸留に欠かせないかけがえのない資源である水の使用の最適化に向け、さまざまな取り組みを行っています。1997年以降、水の消費量を45%削減しました。 当初は1リットルのリキュールの製造に1.8リットルの水が必要でしたが、現在は1リットルのリキュールに対して水1リットルの割合になっています。また、生産現場からの排水は、社内で前処理を行った後、アンジェ・ロワール広域自治体行政連合が管理する処理施設に送られます。

  • Cointreau orange peels

    廃棄物の選別とリサイクル

    アンジェ蒸留所で排出される廃棄物(ガラス、段ボール、木材、プラスチック)は100%残らず選別を行い、97%をリサイクル、3%をエネルギー生成に使用しています。
    果実については、果皮が回収され、その60%が提携企業によってオレンジジュースや砂糖漬けに使われます。家畜の飼料としても活用されます。蒸留に使用する果実の皮はすべて堆肥になります。
    そして、オレンジエッセンスに含まれる芳香成分の分子であるテルペン*は、香水産業で再利用されています。

  • 再生可能エネルギーの選択

    再生可能エネルギーの選択

    アンジェ蒸留所は2017年以降、グリーン電力のみで稼働しています。2021年からは、蒸留に使用するガスボイラーに、嫌気性消化から得られるバイオガスを燃料として使っています。再生可能エネルギーを選択して以降、ボトリングと蒸留の作業で排出される二酸化炭素を約90%削減することができました。

  • Transportation with fewer GHG³ emissions

    温室効果ガスの排出量を抑えた輸送手段の実現

    レミーコアントローグループが2020年から2021年にかけて実施した炭素評価では、ラ・メゾン・コアントローの温室効果ガス排出量の20%は、蒸留所への原料輸送と消費者へのボトル輸送関連であることが確認されました。
    そこで、現在メゾンでは、最も影響の少ない輸送方法である海上輸送、次いで鉄道輸送、最後に道路輸送を計画的に選択し、航空輸送を廃止しています。これと並行して、メゾンでは革新的な代替手段の研究・支援も続けており、2024年までに混合貨物による低炭素海上輸送システムでフランスとアメリカを結ぶ予定です。また、輸送用のガラス瓶や木箱は、フランスにあるサプライヤーからの提供を受けています。

技術的課題に挑戦するコアントローのボトル

Cointreau l'unique

技術的課題に挑戦するコアントローのボトル

のある取り組みです。

長年のパートナーであるガラスメーカーが年間約1,900万本の琥珀色のリキュール用ガラス瓶を生産しています。ガラス瓶は3分の2以上がリサイクルガラスのエコデザインであり、フランスでリサイクルガラスの入手が困難であることを考えると、これはまさに技術的な挑戦といえます。
この割合を上げると同時に、すでに限界まで軽量化されているボトルをさらに軽くする解決策を見つける研究を続けています。2022年に全世界で発売された新しいコアントローのボトルは、ネック部分が長くなったにもかかわらず、重量は増えることなくそのままです。
加えて、リサイクルを容易にするために単一素材の使用を優先し、ボックス以外のボトルの包装を廃止しました。
現在もさらなる新たな手立てはないか、常に模索しています。
 

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